新書館 2006年
もうそろそろよかろうとアマゾンで9月末発売予定の新刊を何冊か注文したら、発送予定が11月1日となって、「なに!?いったい何が起こったの?」とよく調べたら、依田沙江美の「美しく燃える森〜真夜中を駆け抜ける3」の発売が10月末に延期になっていたことが判明。すぐキャンセルかけましたが。フェア対象商品なのにね。
剛しいらの「淫らな白衣 赤の巻」も9月末から10月に再延期だし・・・みなさん夏場のお疲れが出てるのでしょうか?
「かみなりソーダ」は男子校寮もの。
あんまり好きじゃないんだよね・・・男子校寮ものって。
「寮長」とか憧れの先輩みたいなスーパー高校生がなんでも解決しちゃうのが、それは高校生じゃないだろう?って。
ところがこの寮のリーダー星弥(せいや)は「星の君」なんて呼ばれて、一見クールな優等生と思われているんだけど、その実態はけっこうずるくてうさん臭くてバカな奴で、好きな子にはフライングして嫌われちゃうし、自分を慕う下級生をうっかりつまみ食いして収拾つけられなくなったり、やっぱしょせん高校生だよね〜というところが好ましい。
しかしリアルに感じたのは、ついに好きな子とエッチした(らしい)夏休みのあと、美少年な容貌だった星の君がいきなり男くさい容貌に描かれてるところ。依田さんの絵柄だから男くさいといっても知れてますが、それまで少女マンガっぽく中性的に描かれていた男の子が、あきらかに性の匂いのする「男」になって終わる・・・というのはこの手の漫画ではなかなか斬新なかんじがする。
でもやっぱり仕事をしている男と男のLOVEの続きが早く読みたいです。