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真夜中の純情 KYOHAN2 中原一也
課長(30代)×部下(20代)
 二見書房シャレード文庫 2006年

オヤジ×部下のオフィスラブ『KYOHAN〜共犯』の続編。
いやー若い部下を恋人にしてルンルン(笑)オヤジのジタバタ以外のなにものでもないんだけど、やっぱりこの人はオヤジ萌えのツボってもんをしっかり抑えてるわ。
チョイ悪オヤジなんていうヌルいもんじゃなくて、しょうゆで煮しめたようなスケベオヤジの純情。

前回LOVE成就で終わった二人だが、部下の北川が半年限定で大阪に飛ばされて遠距離恋愛。大阪で北川の上司として待っていたのは・・・國武のかつての恋敵・冴島。
この冴島を普通の「アテ馬」キャラにしなかったのがポイント高い。冴島は北川を狙っているわけではないのだが、二人を引き裂こうと策略をめぐらす。

遠距離、敵役、すれ違い・・・ありふれたメロドラマの道具なんだけど、それゆえに若い男に夢中になってるオヤジの純情ぶりが可愛い。

姉妹編『愛とバクダン』の不良探偵・竜崎も友情主演、男どうしの恋愛に悩む北川に「細かいことは気にしない」という、オヤジならではの素晴らしい訓戒を述べる。

恋人になっても、Hの最中でも北川には「課長」としか呼ばせないところに、作家のオヤジ萌えに対するこだわりを感じる逸品である。
| 中原一也 | 23:34 | comments(0) | - |
かみなりソーダ 依田沙江美
オンライン書店ビーケーワン:かみなりソーダ 新書館 2006年

もうそろそろよかろうとアマゾンで9月末発売予定の新刊を何冊か注文したら、発送予定が11月1日となって、「なに!?いったい何が起こったの?」とよく調べたら、依田沙江美の「美しく燃える森〜真夜中を駆け抜ける3」の発売が10月末に延期になっていたことが判明。すぐキャンセルかけましたが。フェア対象商品なのにね。
剛しいらの「淫らな白衣 赤の巻」も9月末から10月に再延期だし・・・みなさん夏場のお疲れが出てるのでしょうか?

「かみなりソーダ」は男子校寮もの。
あんまり好きじゃないんだよね・・・男子校寮ものって。
「寮長」とか憧れの先輩みたいなスーパー高校生がなんでも解決しちゃうのが、それは高校生じゃないだろう?って。

ところがこの寮のリーダー星弥(せいや)は「星の君」なんて呼ばれて、一見クールな優等生と思われているんだけど、その実態はけっこうずるくてうさん臭くてバカな奴で、好きな子にはフライングして嫌われちゃうし、自分を慕う下級生をうっかりつまみ食いして収拾つけられなくなったり、やっぱしょせん高校生だよね〜というところが好ましい。

しかしリアルに感じたのは、ついに好きな子とエッチした(らしい)夏休みのあと、美少年な容貌だった星の君がいきなり男くさい容貌に描かれてるところ。依田さんの絵柄だから男くさいといっても知れてますが、それまで少女マンガっぽく中性的に描かれていた男の子が、あきらかに性の匂いのする「男」になって終わる・・・というのはこの手の漫画ではなかなか斬新なかんじがする。

でもやっぱり仕事をしている男と男のLOVEの続きが早く読みたいです。
| コミックス | 23:35 | comments(0) | - |
図書館の眠り姫 遠野春日
理事長(30)×司書(26)
 ビブロス 2005年

BLは基本的にはヒロイン視点だけど、攻め視点の場合ももちろんある。その一つのパターンに、自信満々モテモテの色男が、純真なヒロインに出合って「本気の恋を知る」、あるいは臆病でガードの固い箱入りヒロインに攻めあぐねるという様式がある。
私もけっこう好きなパターンですが・・・なんなんでしょう。もし自分が男だったらという征服願望? いややっぱり私の眠りを醒まして欲しい王子様願望の裏返しなのかも(年齢不問)。

遠野春日は一度あやうく遭難しかけてから選択には慎重になっているのだが、どうも私は「図書館」とか「書庫」とか「司書」とかに弱いらしい。メガネとかヒゲとかにこだわりはないんだけどなあ。
これはまたモロに「ガードの固いお嬢様の口説き方・美人司書編」でした。
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| 遠野春日 | 23:56 | comments(0) | - |
夜に赦される 英田サキ
若頭(33)×探偵(37)
オンライン書店ビーケーワン:夜に赦される プラチナ文庫 2006年

【ヤクザ攻め×年増未亡人受け】という、ツボにはまった名作『夜が蘇る』の続編。前作を読み返したら、ラストの秋津と久我の会話・・・

「俺はお前の女にはならない。だけど俺の夜をお前にやる。色あせていた俺の夜を、お前の色で染めてくれ」
「やっと素直になったな。お前の夜は確かにもらったぜ。返せって言ったってもう無理だからな。覚悟しておけよ」


こんな大盛り上がりで終わっていたんだっけと期待も盛り上がる。
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| 英田サキ | 11:22 | comments(0) | - |
「黄昏に花」「黄昏に花が舞う」 樹生かなめ
銀行営業(25)×ビル管理会社課長(45)
 SHYノベルス 2004年 2005年

あっ!これだったのか!
2年前、私が突如BLにハマる直前「今のJUNEってどんなことになってんの?」とリサーチのために買った『小説JUNE DX2004年4月号』の巻頭がこの、『黄昏に花』の2話目にあたる『黄昏て花』だったのだ。
十数年ぶりで買ったJUNEの巻頭が、「職場でギックリ腰になった45歳のリーマンを20歳年下の青年が背負って接骨院に連れて行く話」だったんだから、私の困惑を察していただきたい。

ちなみにそのとき、ひととおり読んで「この中で小説が一番うまいのはこの人」と思ったのが『人のかたち』を載せていた剛しいら。我ながら見る目は確かだな(笑)
(そしてなんの因縁か『小説JUNE』はこれが最後の号になった)
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| 樹生かなめ | 22:37 | comments(0) | - |
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