光文社文庫1997年
マニア向け温泉番組
「源泉5つ星の宿」のキャスター「飯沼隊長」が経営している西那須の
「大鷹の湯」に行ってみた。
ここはしゃれた温泉旅館ではなく、民宿みたいな部屋に自分で布団を敷く湯治場のようなところ。
しかしさすがにお風呂は自慢するだけのことはあってすばらしい。
「源泉100%かけ流し」って往々にして熱過ぎるんだけど、ここは温度管理が徹底していて内湯も露天も適温だった。
ゆったりと湯治しながら読んだのが、アラスカさんから譲り受けたこのホモ本(笑)。
著者のキャラと初出がJUNEであることから「トンデモ」と「美少年」がタイトルになっているが、要するに知って得する(わけない)ホモ雑学。
へえーってな話満載で、得意ジャンルの?ホモでさえ世の中は私の知らないことばかりなり。
この充電期間中にできるだけくだらない?本をたくさん読もうと決意も新たにする。
なかでも神崎春子論「さまよえるオランダ人」はすばらしい。たぶん本人の作品以上に面白い。優れた評論のお手本ですね。
それから気になったのは70年代に刊行されていた男性向けミニコミ誌「少年」のこと。
ミニコミ誌ブームという当時の時代背景にも触れていて、覚えがあるだけに懐かしく。
そしてこの雑誌の読者の間で一番人気の「子役スター」が坂上忍だったらしい・・・・・・わたくし、いま昼間のテレビ番組が珍しくて見てるんですが、上沼恵美子の料理番組に、坂上忍がアシスタントで出ているのには、かーなりびっくりいたしました。
久しぶりだね、忍くん(←ひとり言です)。