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愛の奴隷 水原とほる
会社員(26)×会社員(26)
 ガッシュ文庫2009年

水原さんの新刊は慎重に様子を見てから読んでるのだが・・・これは「愛の奴隷」というタイトルと、「足の不自由な受け」という情報で速攻買いに走りました。
足の不自由な美人萌え、という特殊な趣味の人がここにも1人・・・それはこの話の攻め。

小児麻痺の後遺症で右足に後遺症の残る宏樹(ひろき)は、中学時代からの同級生である影信(かげのぶ)に片想いしている。
・・・宏樹視点のこの話では終始そういうことになっているのだが・・・。

宏樹に対して面倒見がいいのは、中学の頃からの腐れ縁とこの不自由な足のせいだ。影信にしてみれば、道端で野良猫に虐められている怪我をしたスズメでも助けたようなものあったのだ。うっかりかけた情けがずいぶんと長引いてしまったと内心思っているかもしれないが、その分面倒のない宏樹を抱いて間に合わせや憂さ晴らし程度にはなっているのだろうと思う。

怪我をしたスズメって・・・。

いじめっ子から助けてくれた中学時代から十年以上、毎週仕事帰りに自分のアパートに寄り宏樹の手料理を食べセックスして帰り、週末にはリハビリセンターの送迎をしてくれる影信のことを、友人でもなければ恋人でもないと思い込んでいる弘樹は相当な鈍感というか変わった思考回路と言うか・・・高校時代から肉体関係を続けている相手に対して、それはあんまりなんじゃないかと逆に影信が気の毒になる。

この話、愛されていることに気がつかない受けがグルグル思い悩み、ある事件をきっかにお互いの気持ちが通じ合ってハッピーエンド、というBLのお約束を踏襲している話のようにも読めるが・・・私は勝手に攻め視点に変換して読んでしまった。

影信はヤクザの組長の長男で不本意ながら跡目を継がなければならず、そのことが宏樹に対して屈折した態度を取らせているのだが、屈折はそれだけじゃない。
影信は「足が不自由であっても宏樹が好き」なのではなくて「足の不自由な宏樹が好き」なのである・・・はっきり言ってるわけではないが、影信の宏樹の不自由な右足に対する執着はどう見てもフェチである。

「影信のイロ」として悪者に拉致された宏樹が裸体を暴かれ、
「へえ、こういうことになっているのか。久坂の若造も変わった趣味をしているな」
と言われる場面があるが・・・なんというか・・・危険な萌えツボである。

水原さんらしいバイオレンスシーンは、その拉致場面だけだが、未遂に終わっていて全くぬるいのでご安心を。

しかしここで終わり?
やっぱり覚悟を決めた宏樹が立派な極妻になるところまで書いてほしいよね。
| 水原とほる | 18:33 | comments(0) | - |
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